ペレットの保存方法について
こんにちは、けいたろうです。
そらのペレットが少なくなってきたので購入しました。
今回購入したペレットは↓
左から「ズブリームナチュラル パラキート」「ズブリームナチュラル オカメインコ」「ハリソンバードフード アダルトライフタイム スーパーファイン」
今回の購入の目的はハリソンになりますが、送料無料と手間を省くためズブリームも購入しました。
ペレットはシードに比べて劣化が早いため保存方法に気をつけなければいけません。
それでは我が家のペレット保管方法をご紹介していきます。
1 ペレットの保管方法方法を考える
ペレットはそのまま使用していくと空気に触れて酸化してしまい、味も栄養も損なわれてしまいます。理想的な保存環境は空気を極力排除して、冷暗冷所の場所がいいです。我が家では真空パックして冷凍庫で保管をしています。
2 フードシーラーの導入を検討する
TVショッピングとかで紹介されているあれです。
食品などを専用の機械と袋で家庭で真空パックに出来る便利用品です。
検討しましたが、価格が高いし本体も大きい、専用の袋も必要。
使用頻度の少ないインコ専用に買うのはちょっと無理ということで断念。
他の方法を検討することにしました。
3 簡易真空パックにする
専用の真空パック機を使わずともそれに近い状態にする方法を模索。
空気を通さない袋に入れて、人力で空気を抜き、脱酸素剤で真空に近い状態を再現するという方法にいきつきました。
使うものは、簡易シーラーと脱酸素剤と専用の袋、ストローです。
結局専用の袋は必要ですがこの場合は汎用性があるものなので良しとします。
※袋については後ほど詳しく説明します。
4 簡易真空パックの手順
①準備するもの
簡易シーラー
Amazonの真空保存器カテゴリのベストセラー1位でした。
いろんな大きさのものに使えるし、温度調節も出来るの購入。
因みに3,300円くらいでした。
専用の袋
セイニチグリップスさんの「ラミジップ」
この袋はアルミで出来ているので、空気を通さないタイプの袋です。
※普通のビニール袋などでは空気を通してしまうため、保存に向きません。
ガスバリア性のある袋が良いと思います。
脱酸素剤
密閉したあとに袋の中を脱酸素状態(酸素が無い状態)にしてくれる薬剤です。
ストロー
人力で空気を抜くために使用します。使い方は後ほど。
キッチンスケール
保存するペレットの容量を測るために使用
※目分量でいい場合は不要
用意するものは以上。
②手順
◆袋にペレットを詰めて、脱酸素剤を入れます。
◆ストローで袋の中の空気を抜く
チャックをして端の隙間にストローを挿入。
ストローから空気を吸い出します(人力で吸うだけ)
※あんまり奥までストローを入れるとペレットも吸い込んでしまうので注意
食べても大丈夫ですが(笑)
吸い出したあとはこんな感じ↓
結構密閉した感じになります。
◆シーラーで密封する。
チャックを閉じただけでは空気が入ってしまうので、シーラーで圧着します。
シーラーをコンセントに接続して圧着。
ラミジップは厚さがあるため、温度は最高の5に設定します。
密閉する
チャックの少し上ぐらいを密閉します。
挟んだらボタンを押します。ランプが点灯するので消えるまで押さえます。
この際に手で端までギュッと抑えるときれいにくっつきます。
もしくっついてない場合は何回かやっても問題ありません。
密閉したあとはこんな感じ感じに青い線のちょっと上をシーラーしました。
ちょっとわかりづらいかな(^_^;)
◆脱酸素剤の反応を待つ
脱酸素剤が化学反応を起こし、脱酸素状態になるまで少しかかるため、常温で2時
間ほど放置。
◆ 冷凍庫で保管
脱酸素剤の反応が終わり、密閉を確認したらそのまま冷凍庫へ保存。
画像はズブリームのオカメインコ用を密閉をしたもの。かなりカッチカッチになります。
4 使用する袋について
使用する袋については「ガスバリア性」のある袋でないと効果がありません。
要は袋に空気を通さない機能があるかということ。
普通のジップロック等でも最初は密閉を出来ますが、空気を通してしまうため、
徐々に空気が入ってきて脱酸素剤の効果がなくなってしまいます。
因みに透明の袋でも「ガスバリア性」があれば問題ありません。
ただ透明の袋は遮光性が無いため、解凍後もそのまま袋を利用する場合はご注意ください。
5 脱酸素剤とシリカゲル(除湿剤)
保存する際に使う薬剤として有名なのは「シリカゲル」だと思います。
「シリカゲル」は水分を吸着してくれるものなので、除湿目的で使う場合は正解。
今回の目的は真空保存のため「脱酸素剤」を使用します。
以上が我が家で実践しているペレットの保存方法です。
シードや粟穂の場合は、冷凍保存をすることで虫の発生を抑えることが出来るのでその点でも冷凍保存は良いと思います。